テキスト加工コマンド †テキスト加工コマンドを実行した際に処理されるコマンドです。 文字列置換ファイル呼び出し( @@replacefile= ) †文字列置換ファイル(.rpl)を呼び出して置換を行います。複数の置換ファイルを適用することが可能で、加工後に生成されるシナリオファイルでは、この行は削除されます。 使い方) @@replacefile=[置換ファイルのフルパス] 例)二つの置換ファイルを適用する。 @@replacefile=c:\hachi\material\template\置換1.rpl @@replacefile=c:\hachi\material\template\置換2.rpl ※全てのテキストに対して適用される辞書に対して、特定のテキストにだけ適用する専用辞書のような使い方ができます。例えば古文系の言葉を変換を辞書に登録してしまうと、普通の現代文を扱うときに不便です。その場合、古文専用の文字列置換ファイルを用意して、古文系のテキストを加工する際に適用するといった使い方が可能です。 テキストファイル挿入( @@readfile= ) †記述された場所に、指定のテキストファイルを読み込んで挿入します。指定された場所にファイルが見つからなかった場合、" \material\template "を検索します。 使い方) @@readfile=[テキストファイルの絶対パス] 例)デスクトップにあるa.txtを挿入する。 @@readfile=C:\Users\hachistudio\Desktop\a.txt 文字列置換( @@replace= ) †文字列の置換を行います。"%d[数字]"を入れるとその部分をランダムな数に置き換えることができます。ただしテキスト加工コマンド(@@~)自体は置換の対象になりません。 使い方) @@replace=[対象文字列],[置き換え文字列] 改行位置指定 ( @@tp改行= ) †テキストを指定された位置で改行処理します。 使い方) @@tp改行=[数値] 例)120行で改行する。 @@tp改行=120 読み仮名行を付けない( @@yomigana=no ) †読み仮名行をつけずに処理します。 使い方) @@yomigana=no 青空文庫処理( @@aozora=yes ) †使い方) @@aozora=yes 改行ごとに文字列を追加する。( @@addline= ) †改行ごとに指定した文字列を追加します。%d[数字]を入れると、その部分を指定された範囲内(数字内)の乱数に置き換えます。 使い方) @@addline=文字列 例)改行ごとに、連番が付されている口パク・待機動画指定を追加します。 *seta=news%d[10]wait.mp4 ※この場合、改行毎にnews1wait.mp4~news10wait.mp4のいずれかが追加されます。 読み上げファイル作成( @@readingout ) †テキスト文書を改行毎にファイル化してReadingフォルダに配置します。コメント読み上げ機能を使って、文章を読み上げさせる場合に使います。 使い方) 読み上げファイル作成時のキャラ指定( @@readingchara= ) †読み上げキャラを指定します。各行末に指定されたキャラの読み上げ指定コマンドが追加されます。 使い方) コミPo!用テキスト加工( @@comipo= ) †指定した数値の文字位置にコミPo!フキダシ用の改行文字を追加します。 使い方) @@comipo=12 ※12文字毎に改行文字"<#CR>"を挿入します。 読み方指示 [[,,]] †シナリオ内で読み方を指定します。辞書に登録するまでもないちょっとした変換に便利です。 使い方) [[表示文字,,読み方]] 読み方指示は次のように展開されます。 例) [[本気,,マジ]]で、字幕と読み方の違いを試す。 ↓(テキスト加工後) 本気で、字幕と読み方の違いを試す。 :マジで、字幕と読み方の違いを試す。 |